諸費用は、マイホームなど不動産を購入する時にかかるように、
不動産を売却する時にもさまざまな諸費用がかかります。
ここでは実際、売却するときにどのような諸費用がかかってくるのかをご紹介いたします。
売却時の主な諸費用は以下の8項目になります。
・不動産業者への仲介手数料
・抵当権抹消の登記費用
・売買契約書の印紙
・住宅ローンの繰り上げ返済手数料
・リフォームやクリーニングなど修繕費用
・境界立会や解体費用
・引越し費用
・不動産売却時の税金
ここでは、主な8種類の諸費用をそれぞれご紹介していきます。
①不動産業者への仲介手数料
仲介手数料は、不動産売買の仲介をして売却をした場合に不動産業者にお支払していただく手数料です。
400万以上の物件の不動産売買の仲介手数料の【連算式】
売買価格×3%+6万円×消費税 =仲介手数料
(例)1,000万円の物件の不動産売買の仲介手数料は、
1,000万×3%+6万円×消費税=39万6000円となります。
②抵当権抹消の登記費用
抵当権抹消登記を、司法書士に登記申請をしていただく申請代理手数料です。
尚、抵当権抹消登記のの登録免許税などもかかってきます。
事前に司法書士に見積りを行い、登記費用を把握していただいております。
③売買契約書の印紙代
売却時の不動産売買契約書に貼付する収入印紙が必要になります。
尚、売買価格によって印紙代は異なってきます。
④住宅ローンの繰り上げ返済手数料
売却時には住宅ローンを全額返す必要があります。
これは期限前に繰り上げ返済をする形となり、繰り上げ返済手数料がかかってきます。
金融機関によって、繰り上げ返済手数料が異なりますので事前に確認が必要です。
⑤リフォームやクリーニングなど修繕費用
リフォーム・クリーニング・修繕をする約束をして契約をした場合や、
リフォーム・クリーニング・修繕をして売り出す場合には、その分の費用がかかってきます。
事前に業者に見積りを行い、費用を把握していただいております。
⑥測量費用・解体費用
土地や一戸建ての売却で敷地の境界がはっきりしない場合は、
土地家屋調査士による近隣所有者、道路管理者(行政機関等)と境界立会の上、土地の測量が必要になります。
また古い家が建つ場合に、土地を更地にして売却をする場合は、建物の解体費用がかかります。
事前に土地家屋調査士や、解体業者に見積りを行い、費用を把握していただいております。
⑦引越し費用
事前に引越し業者に見積りを行い、費用を把握していただいております。
⑧不動産売却の税金
不動産の売却によって利益が発生した場合、その利益に対して所得税と住民税が課税されます。
尚、自宅を売却した際には、いくつか税金の控除特例があります。
グッドサポート不動産 (公社)熊本県宅地建物取引業協会会員