マイホームの購入は、
一生に一度と言われるくらいの高い買い物です。
マイホームの購入は、個人が買い物をする中で一番高い買い物です。
多くの方は、何千万もの住宅ローンを利用して購入をしています。
新しい住居での生活は本当に楽しいものです。
ただ、世の中には住宅ローンを払えなくなる人がいることを忘れてはいけません。
住宅ローンを払えなくなる人は、10人に1人いるとも言われています。
これからマイホームの購入お考えの方には、せっかく手に入れたマイホームを、
手放すような事態にならないよう進めて行ってもらいたいです。
では、実際住宅ローンを払えなくなったケースとは、どのようなケースなのでしょうか。
いくつかご紹介いたしますので、将来のリスクに備えてご参考にされてください。
住宅ローンが払えなくなる主なケース
■ 会社員の方で多いケース
残業代やリストラ、会社の倒産などで収入が減少して、住宅ローンの返済がきつくなった。
病気になって会社を退職して、収入が無くなった。
■ 自営業の方で多いケース
営業不振や取引先の倒産、病気による休業などで、住宅ローンの返済がきつくなった。
■ 離婚によるケース
夫婦合算で住宅ローンを組んで購入したが、その後離婚となり返済がきつくなった。
■ 借入が多いケース
ギャンブルにはまり、消費者金融の返済に追われている。
車のローン、カードローンなど多重債務があり返済がきつくなったなどです。
その他のケースでは、転勤が決まり、家を貸すことになったが、
なかなか借り手が決まらず返済がきつくなったなどのケースもあります。
充てにしていた収入がなくなる前に
先のことはわかりません。
金利が上がる、収入がなくなる、病気になる、もしかしたら事故に遭うかもしれません。
だからこそ、毎月の支出で大きく占める住宅ローンは、
勢い任せでなくしっかり考えておく必要があります。
住宅ローンが払えなくなる最も多い理由は、収入減です。
充てにしていた収入が減少して、
収入減を穴埋めするために借金を行い、借金を返済するためにまた借金をする。
つまり自転車操業の状態に陥り、住宅ローンを払えなくなるのです。
このケースに多いのは、一生に一度の高い買い物などと理由づけをして、
「毎月何とか払っていけそうだから大丈夫」と考え、
支払い能力以上に借入金額が増えた方です。
住宅ローンには、返済負担率から算出される借入可能額があります。
一般的に金融機関は、借りる人の年収によって、返済負担率を25%~40%程度としています。
ただこれは、借入可能額の返済負担率であり、借入適正額の返済負担率ではありません。
一般的に借入適正額の返済負担率は、25%以内が目安と言われています。
あなたの住宅ローンの返済負担率は25%以内でしょうか?
目先の低い金利の住宅ローンで、毎月支出の生活設計を立ててないでしょうか?
低い金利で計算された毎月返済額で生活設計を立てることは、
利息総額のことを忘れて、安易に借入を増やすことに繋がりますので注意が必要です。
個人的には、少し金利が高い住宅ローン、
例えば【金利2%の住宅ローン】でも生活設計が成り立つような資金計画をおすすめしております。
理由は、【将来の金利上昇のリスク】や上記のような【予期せぬ収入減】に備える為です。
優れた性能やこだわりの家を求めて、一生に一度の高い買い物などと理由づけをして、
自分の資力以上の住宅ローンを借入することはおすすめ出来ません。
お客様の将来のリスクは営業マンの将来のリスクではありません。
きちんと住宅ローンの適正額を考えることをおすすめいたします。
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