中古マンションの価格は、
主に大きく分けて5つの要素で価格が決まっています。
・築年数
・立地
・階数
・方位
・管理状態
などで決まってきますが、一般的には仲介を依頼した不動産会社が同じ地域での
類似する物件の取引事例によって査定し、その査定価格を参考に売主が売却値段を決めます。
その中で最もウェイトが大きくなる価格要素は築年数です。
中古マンションの下落率
中古の定義は築1年以上で、中古扱いになった時点で
価格は10%下落するといわれています。
・築1年で平均して…10%
・築10年で平均して…24%
・築20年で平均して…40%下落するといわれています。
(※これは現在の新築価格との比較です)
一戸建てと比べてマンションは、その価格に占める土地価格の割合が小さい分だけ
価格下落の影響が大きいのです。
その分、一戸建ての方がその価格に占める土地価格の
割合が高いためにマンションほどの下落率にはならないことが一般的です。
中古マンション市場
最近では、新築直後に価格が下がることが世間でも知られているからか、
築浅の中古マンションは非常に人気が高く、
売却に出されても取引が成立しやすいことが多いです。
ちなみに新築して最初の15年は、
中古マンションの下落率が非常に高く、
その後は価格がある程度、安定するというデータがあります。
その影響があってなのか、
築5~10年程度の中古マンションは、
新築時より安いとはいえ、まだ十分に価格が下がっていません。
事実、築6~15年の中古マンションの取引件数は非常に多いです。
それが築15年を超えると取引件数も減り、
これと関連するように価格があまり下がらなくなるのです。
ただ価格だけ見ると、
築15年以上の中古マンションはこの先、
「価格の下落率が少ない資産」とみることもできます。
中古マンション購入の注意点の記事をご紹介しておきます。
購入時の注意点を抑えておくことで、より良い購入につながるはずです。
グッドサポート不動産 (公社)熊本県宅地建物取引業協会会員